ケアマネというのはその地域に複数名所属しています。
よって、居宅介護支援事業所としても数箇所あることになります。
もちろんそれぞれの特色があるわけなので、内容の差も生じてくることになるでしょう。
そこで、利用する本人や家族と関わることはもちろんのことなのですが、他事業所であるケアマネたちとも上手に付き合っていかなければならないのです。
そして、マネジメント業務をしていけば、ここでもさまざまな事業所の担当者と関わることになります。
デイサービスなどの通所系から訪問系のヘルパーであったり、福祉用具の担当者などです。
これだけでもかなりのストレスと感じる方は多いことでしょう。
よって、他人のマネジメントをする前に自分のマネジメントができないようであるとこの仕事にはきっと向いていない、ということになってしまうのではないでしょうか。
さらにこのマネジメント業務には自分がよかれと思って提案したことやサービスが実は違っていたというようなことも起こりえます。
基本的に、ケアマネはその地域の社会資源および行政の体制などにも精通していなければなりませんし、他人から見ればそのようなことはすべて把握しているものだというように判断されてしまうでしょう。
また、自分が判断したことが他の事業所からすると理解が得られなかったりということがしばしば起こってしまうのです。
そのミスマッチがどうしても生じてしまうのは仕方のないことなのかもしれません。
ある程度事務処理として割り切る必要もあるのです。